元営業マンで5か月連続売上ゼロだった私が自分にあう仕事を見つけてのノマドワーカーになった方法

こんにちは!アラサー海外ノマドのYurikaです!

ノマドワーカーになってから1年が経ちました。

元々はダメダメ営業だったわたしがどのようにノマドワーカーとして仕事を獲得できる強みを見つけるに至ったのかをまとめておこうと思います。

目次

会社員がノマドワーカーになるためのロードマップ

私は海外で暮らすノマドワーカーとして、独学でお金の稼ぎ方、仕事の見つけ方を模索してきました。

今思えば、周りを頼っていればもっと効率的にキャリアの選択をすることができなのではないかと思っています。

しかし「まずはやって考える」「相談したとしても最後に決めるのは自分」という気持ちが強い私なので、体当たりで経験することができてよかったと思っています。

世の中には私と同じような考えを持っている人もいると思うので、そういった方に向けて今日は記事を書きます。

この記事がノマドワーカーとして収入の軸になる仕事を見つける、キッカケになれば嬉しいです。

こんな人に読んで欲しい!

ノマドワーカーとしてどんな仕事をするか迷っている人

今は会社員として働いているが、今の仕事ではイマイチ成果が出せていない人

この記事を読んでアクションしてみることで、自分のキャリアの強みを見つけ、それをどうやって仕事にするのかの解像度をあげることができます。

自分で自分の人生の選択をすることは孤独との闘いですが、頑張っていきましょう。

まず「お金を稼ぐ」=「価値提供の対価」であることを理解しよう

海外ノマド界隈では「好きを仕事に」がキャッチコピーのように使われていますが、私はこの考えをあまり推していません。

なぜなら、好きなこと発信するだけで仕事になるのは、ある程度の知名度やコネクションがある人だけに限られるのが現実。

私たちのような凡人が彼らと同じフィールドで戦おうとするのは今はまだ難しいです。

そんなあなたにまずは理解してほしいのは、そもそも仕事をしてお金を稼ぐ、とは何を示すのか正しく理解することから始めましょう。

これはこの章の見出しにもしていますが、仕事でお金を稼ぐ=あなたが誰かのお困りごとを解消したという価値提供に対しての対価です。

日々なんとなく仕事をしていると、仕事をしてお金を稼ぐことの本質を見失いがちですが、すべての仕事は「誰かのお悩み(お困りごと、ニーズ)を解決する(満たす)こと」でお金が支払われます。

家を買いたいというニーズに対して、家を売ることでお金が支払われる

めんどくさい事務作業をこなしてほしいニーズに対して、あなたが事務作業を代わりに行うからお給料が入る

ご飯を食べたいから運んできてほしいというニーズに対して、デリバリしてもらうからお金を払うのです。

どんな形であれ、誰かのニーズが存在し、それに正しく答えるから、ありがとうの気持ちでお金が稼げるのです。

お金を稼ぐ=価値提供の対価である このことをまずは頭に叩き込んでください。

「好きを仕事に」しない方がいい

ここまでかみ砕いて話をすると、勘のいい方はもう気づいていると思います。

そうです、お金を稼ぐには先に誰かの「ニーズ」や「悩み」が必要なのです。

インフルエンサーたちが、好きなことを発信して仕事になっているのは、それを求めるニーズがすでにあるから。

でもあなたの場合はどうでしょう?あなたの海外旅行の様子を待ちわびてくれているひとはいるでしょうか?

おそらくそんな人せいぜい2〜3人でしょう。

これまで会社員として普通に仕事をしてきたわけですし、インフルエンサーでもなんでもない。

会社員として働くことをやめたあなたは、インターネットやSNSの世界では「あんた誰?」状態。そこで好きなことを仕事にしようと発信をしても、最初はうまくいきません。

じゃあ、どうするか?

別の分野で誰かのお困りごとを解決すればいいのです。

ここからは私が実際にやってきた「今の仕事以外で自分の活躍できるフィールドを探す方法」についてお伝えします。

今の仕事以外で自分の活躍するフィールドを探すための3ステップ

結論からお伝えすると、今の仕事以外で稼げる仕事を探すためのに以下の3ステップが必要です。

①これまで仕事でどんなことで感謝されたか、頼られることが多かったかを書き出す
②それらはどんな強みになるかを言語化する
③その強みは誰のどんな悩みを解消できるか考えてみる

それではさっそく、1つずつ見ていきましょう。

①これまで仕事で感謝されたり、周りから頼られた出来事を書き出す

感謝されるときは、あなたが誰かの困りごとを解決した時。あなたが誰かに頼られるのは、悩みを解決してくれるだろうと思われているから。

「お金=誰かのお悩みを解決した価値提供の対価」だと考えれば、まずはあなたがどんな価値提供ができるのかを認識することが大切です。

あなたも会社員とは言え、これまでお金を稼いできたわけですから、あなただからこそできる価値提供があるはずです。それはなんなのかを考えてみましょう。

具体的にはこんな風に自分に問いかけてみましょう。

  • これまで仕事で感謝されたのはどんなとき?(社内外、クライアントや同僚問わず)
  • 他人から頼られるのはどんなとき?

仕事以外のプライベートな出来事で考えるのもOK

  • 友達や家族からありがとうって言われたのは自分が何をしたとき?
  • プライベートではどんなことで相談を受けることが多い?

当時転職エージェントで働いていた私が具体的に書き出したのはこんなことです。

これまで仕事で感謝されたのはどんなとき?(社内外、クライアントや同僚問わず)

  • 先入観を持たず親身になって相手の話を聞くこと
  • 転職前提で話を進めないこと
  • 希望条件に合わない企業の紹介はしないこと
  • 相手の悩みの解消に転職以外の解決策があるならあらかじめ提案していたこと
  • すぐに転職をしない結論になっても定期的に連絡をしてくれたこと
  • 転職希望条件がかなわないとき、どうすればいいかを一緒に考えてくれること
  • 他エージェントから受けている会社の情報も教えてくれるところ
  • 悩んでいるときはトコトン話をきいてくれるところ
  • 気さくに話かけてくれるところ(相手は管理職の方なので40~50代がほとんど)

他人からどんなことで頼られますか?

  • 気難しいお客さんに送るメール文のチェック
  • 喧嘩をした社員(友人)の仲介役
  • クレームが多めのクライアントの担当
  • 退職者へ贈る花束や寄せ書きの段取り、集金

じゃあ次のステップへ行きましょう。

②それがどんな強みになるのか言語化する

①では私が人に影響していたことが分かりました。次に①を抽象化して、どんな強みになりうるか変換してみましょう。

いくつか似たような強みも出てくるので、カテゴリーに分けながら、似た者同士をまとめてしまうと楽ですよ。

・相手の話を聞く系:傾聴力がある

  • 先入観を持たず親身になって相手の話を聞くこと
  • 転職前提で話を進めないこと
  • 希望条件に合わない企業の紹介はしないこと
  • 相手の悩みの解消に転職以外の解決策があるならあらかじめ提案していたこと
  • すぐに転職をしない結論になっても定期的に連絡をしてくれたこと
  • 転職希望条件がかなわないとき、どうすればいいかを一緒に考えてくれること
  • 他エージェントから受けている会社の情報も教えてくれるところ
  • 悩んでいるときはトコトン話をきいてくれるところ
  • 気さくに話かけてくれるところ(相手は管理職の方なので40~50代がほとんど)

そしてフリーランスコーチとしてやってみる決意をする

こんな具合で私はノマドワーカーとしてはじめのコーチングの仕事をやろうと決めています。感覚としては、当時の仕事と働き方のイヤなことはトコトン排除した。だからこの働き方が実現できたら私は仕事にうんざりすることなく、大好きな海外で前向きに働けるよね!そんな気持ちでその働き方を叶えるためにできることをから行動に移していきました。なんでしょうね、今のまま働いても仕事への不満は解消しないことが分かってしまって、変えたいなら自分が行動を変えるしかないと気付いたという感じです。そこから私はノマド生活をスタートさせています。

さあ、あなたはどんな仕事をしてどんな風に働きたい?

長々と私の話をしてしまったんですが、大切なおんはこの記事を読んで分かった気にならないこと。これはあくまでも私という個人の例です。ここから考えて欲しいのは、じゃああなたは「どんな価値提供ができる?」「どんなことでお金を稼いでみたい?」「どんな働き方だったら頑張れるんだろう?」を考え、言語化することです。きっとこの記事にたどり着くまで、やりたいことやどんな働き方が自分に合っているかさんざんスマホで検索してきたでしょう。答えが見つからなかった答えはここにあって、あなたの中にしか答えはないんです。一回ここで立ち止まって、さっきの二つの質問い答えてみましょう。そして、それをどうやってアクションに起こしていくか、迷うことがあれば私がコーチとして一緒に考え伴走することも可能です。こまった時はいつでも連絡ください・

今日はこんな仕事、誰かのためになっているのかな…と毎日心をすり減らしながら残業をしているアラサー女性のあなたに、会社員時代イマイチパッとしなかった私が、自分に合う仕事を見つけた方法のお話をしたいと思います。

この記事を読んで。あなたにとっての心地よい働き方って何?自分には何ができるんだろうと考えるきっかけになれば嬉しいです。

今のシゴトがうまくいってなくてもノマドワーカーにはなれる

この記事を読んでいる人の中には、「今のシゴトがつまらない」「うまくいっていない」という人も多いかもしれませんね。

そんな人でもノマドワーカーになれるかorなれないか?の答えを先にお伝えするならば、今のシゴトがうまくいっていなかったとしてもノマドワーカーにはなれます。

もちろん何の努力もナシに、誰でもなれますとはいきませんが、今のシゴトの活躍度はノマドワーカーとしてお金を稼ぐことができるかとは別軸の話。

ここからは実際に、元人材業界の営業職の経験しかなかった私が、3ヶ月で海外ノマドワーカーになれた体験談をお話します。

私は会社員時代、5か月連続売上ゼロ記録をたたき出すダメダメ営業でした

SNS上で海外ノマドとして活躍しているインフルエンサーたちを見ると、自分で会社を経営していたりバリバリ働いている印象が強いですよね。

実際に海外ノマドとして生きていると、それだけでキラキラした印象を持たれることも多いのですが、私は会社員時代、売れない営業でした。

日本を出るまでは転職エージェントに勤めていたのですが、そこでは売れない営業マンの不名誉な記録「●か月連続売上ゼロ記録」というものがありました。

転職エージェントでは、自分が担当する企業に登録者の入社が決まらないと売上が立たないため、裏を返せば「自分の担当企業に何か月連続でコミットしていないか」の記録でした。

私は当時、支店ではなかなか破られていなかった不名誉記録のギネスを更新し、5か月連続売上ゼロ記録を打ち立てていました。

仕事をさぼっていたわけではなく、むしろ頑張っていたほうだと思っているのですが、それでも結果に結びつかない5か月間がありました。

周りからは「あいつ辞めるんじゃない?」「精神大丈夫かな?」「俺が営業の極意を教えてやる」等、いろんなことを言われ、非常に精神的にも辛い5か月間がありました。

ただ会社員時代はパッとしなかった私でも、今はこうして周りがうらやむ海外ノマドライフを実現しているわけです。

そう、その当時の仕事でバツグンに活躍していたかorそうでなかったかは、必ずしもノマドワーカー(個人事業主)になれるかorなれないかに直結するわけではありません。

ここからはその具体的な考え方と、私がとったアクションをお伝えします。今のシゴトでうまくいかないからって諦めかけているそこのアラサー女子、落ち込まなくて大丈夫。読み進めて!

”働く”選択肢はこの世にめちゃくちゃある!

まず1番はじめに伝えておきたいことは、この世の中には仕事はめちゃくちゃたくさんあって、あなたはまだその一部しか経験していないということです。

「会社員」という働き方を選んで、「今の会社」で、「今のシゴト」をすることを選んだだけ。

そしてその仕事を実際にためしてみたら、あなたの得意を活かせる領域ではなかった、というだけです。

だから必要以上に落ち込む必要はありません。自分が活躍できない仕事が1つわかった、と捉えて次に進みましょう。

人間には得意、不得意がありますから。苦手なことを無理して続ける必要はないと思っています。

ただ何かしらの理由があってあなた自身が選んだ仕事なわけですから、きっとあなたが活躍するフィールドのヒントは隠れているはず。ここからは私の実際の経験談を元にリアルなお話をしていきます。

私の会社員時代の話をしましょう

ここまで私が

なぜ私がそこまで大丈夫だと言えるかというと、私自身がまさにイマイチ活躍しない営業マンだったから。売上達成率は平らにならせば100%を超えていなけれど、成果にムラがありいつも好成績を収めているタイプではなかった。成績がいい時はいいけど気分がのらない時はトコトンだめ。だから昇給昇格も上がったり下がったりを繰り返し、うまく社内での職階をあげていくことができなかった。営業成績がイマイチな理由は明確で「お客さんのことを考えすぎてしまうから」だった。特に私の前職は人材紹介。業界のことを知らない方のために補足をしておくと、人材紹介では人を採用したい企業と、転職をしたい個人の両者が存在する。お金を払っているのは一般的には企業で、自社の登録者がその会社に転職し入社することで初めて採用Feeというものが発生する。なので私の売上数字が経つのは、私の担当企業に私が紹介した登録者が転職を決めた時だった。

このビジネスモデルでどんなことが発生するかというと、営業成績を立てるためには登録者に対して自分の担当企業を紹介し、あらゆる手を使って入社を決めさせるという仕事が発生する。この「決めさせる」というスタンスが私は大嫌いで、転職にはその人・その家族の人生もかかっているので、その意志決定に私が介入すべきではないと考えていた。それよりもその人がどんな悩みを解消するために転職という手段を使おうとしているか理解し、人生で何を大切にしている人なのかを理解しようとした。そしてその考え方が転職しようとしている会社とマッチするかどうかの助言を客観的にし、違和感がないなら入社、あればやめておこうと止めていた。人としてはこのやり方が全うだと今でも思っている。しかしビジネス的にはこのやりとりには一切お金発生しないのでムダな時間と捉えられていた。だから私は営業マンとしては売れなかった。

しかしこうやって1人1人に向き合っていると、人生の恩人レベルで感謝していると言ってくれる人が出てきたり、転職を検討している同僚を紹介してくれたり、転職先で発生した採用案件の担当依頼を私にしてくれたり。しかしこうした嬉しい出来事は特に昇給や昇格には勘案されず、売上数字だけで評価が決まっていた。シンプルな評価制度だったけれど、私が活躍できるフィールドではなかった。こんな具合だったので、私は時々よく分からないマイナス記録を打ち立ててていた。特にコロナになった2020年1~6月の半期は調子が悪く、5か月売上ゼロという最悪な成績を残した。自分で言うのもなんだけどサボっていたわけではない。コロナで求人が激減したこともあったのだけど、何をやってもうまくいかなかった。アラサーといういい歳をしてうまくいかないことに泣いて、上司に慰めてもらったりしていた(笑)私の会社員時代の活躍ぶりはこんな感じ。

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この記事を書いた人

現在東南アジアを放浪中の海外ノマドワーカー。現在2年目。
2021年9月に大手人材エージェントを退職。その後、時間や場所に捉われない働き方を叶えるために東欧ジョージアへ。笑ってコラえて!のジョージアレポーターも務める。現在は企業向け採用支援、コミュニティマネージャー、ノマドニア体験プログラム「ノマドニア」運営、キャリアコーチなど。

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