こんにちは!場所に捉われない働き方を叶えるノマドコーチの荻野ゆりかです!
最近はあまり外に発信しないようになっていたのですが、今回の記事では久しぶりに私を長年悩ませてきたHSPの話をしようと思います。
このブログを読むことで、あなたが生きづらい毎日を脱して、新しい一歩を踏み出すためのきっかけになれば嬉しいです。
私はHSS型HSPという気質を持っています
HSPというのはHighly Senstive Peopleの略で、とても敏感な感覚を持つ人のことを指す言葉です。この世の人間の20%の人がこのHSPの気質を持っていると言われています。その中でも、分類があるそうで私はHSS型HSPという気質の持ち主です。
HSSとは、High Sensation Seekingの略で好奇心が強すぎるという性質があります。なのでHSS型HSPとなると、要は好奇心が強すぎるのに、その刺激には繊細なので、刺激を求めて外に出ていくのにも関わらず、その刺激には弱いので疲れて帰ってくるみたいな非常に厄介な性格です。
中田敦彦さんのYoutube大学でもHSPについて書かれている「繊細さんの本」が解説されているので興味のある方は見てみてください。
この30年、HSPにかなり悩みました
私自身、自分が「HSPかも…?」と気付いたのは28歳の時でした。気が付くまでは、言語化しづらいのですが「なんで私っていつもこうなんだろう…」と悩むことが多くありました。
特に私は「涙を流す」ことのコントロールが人よりも下手でした。幼い頃はドラマやアニメに感情移入しすぎてしまい、こんなシーンで泣く?ってくらい涙が出てしまったり。そんな自分を見られることがイヤで、だれかと一緒に感動的なシーンを見ることが苦手でした。
また人から怒られると自分を否定されたような気持ちになってしまいひどく落ち込みました。中学の時は些細なことで先生に怒られただけでも過呼吸になったりしていました。
社会人になってからは上司やお客さんが私に求めていることが手に取るようにわかってしまい、期待に応えようとして無理をしすぎてしまいました。周囲とうまくやりたいという嫌われたくない気持ちから、無理をして誘われた飲み会に行き、聞きたくない誰かに対しての悪口を聞いて、自分が疲弊する…という毎日でした。
そして私はその日の愚痴を当時の恋人にぶちまけすぎて、今度は私自身が彼にうざがられてしまい嫌われるというサイクルを繰り返し、私は一体誰に気を遣って生きているんだろう・・・と悩み、そんな自分が大嫌いでした。
ただそんな私も会社を辞めて海外に来てからこのHSS型HSPの気質を以前よりもコントロールできるようになってきた気がします。
脱サラしてよかったと思うこと
まず第一は人の悪口を言うマイナスな人間関係と距離を置くことができたこと。これが一番大きかったです。私の一番のストレスって人の悪口を聞かされることだったんですよね。私は人から嫌われたくない星人だったので(笑)、悪口を言う人からも嫌われたくない、悪口の対象になっている人からも嫌われなくないと思ってしまうところがありました。
なので私は、悪口を言っている人がスッキリしてくれる言葉で対応しながらも、その悪口には便乗せずに乗り切るというかなりハイレベルな技を身に着けていました。これが私の心をすり減らしていてどんどん疲弊しちゃったんですよね。
今となれば嫌なことを嫌と言わずに、時間を使い続けた私の行動自体が、苦しい環境を助長していたと分かるのですが、当時の私は人から嫌われることが怖すぎて何も行動に移すことはできませんでした。そんな私には、マイナスな人間関係と距離を置くための理由ときっかけが必要でした。主にマイナスな人間関係は会社がらみであることが多かったので、私は会社を退職するという行動で、マイナスな人間関係から距離を置くことができました。
海外移住してよかったと思うこと
これはたくさんあります。海外に来てから、すべてが新しいことだらけなので刺激を求めがちな私の好奇心を満たすことができています。実際に海外で暮らしてみて初めて、私が毎日を楽しく過ごすためのモチベーションは「海外で暮らすこと」にあるんだと気が付くこともできました。その他は、自分の好きなように人生の選択ができているという実感があります。
私は誰かの目を気にして生きてきたタイプの人間だったので、日本にいるときはもう些細なことも気になって仕方ありませんでした。しかし海外では不思議なことに、「私のことは誰も知らない!」と思うことができ、自分勝手にやれています(笑)やりたいこともやりたくないこともすべて自分次第。他人の視線が気にならなくなったので思いのままです。
そして言語が分からないってことも好都合でした。ジョージアでは英語も一部にしか通じず日本語なんてもってのほか。知らなくていい情報が入って来なくなりました。私は言葉の言い回しや口調で人の気持ちを察するところがあり、そういう機会が強制的に減ったんですよね。だから余計な神経を使う場面が少なくなりました。起こりもしないことをあれこれ考えて気を巡らせることがないって、すごく楽だなあと実感しています。
HSS型HSPさんには海外移住が向いているかもしれない
これはジョージアに来てから感じるようになったことなのですが、海外移住するHSPの人って多いんじゃないかと感じています。というのも、何人か同じような言語化しづらい生きづらさを感じていたという日本人に何名も出会いました。そのような人に会うたびに、同じ生きづらさを感じる人って自分だけじゃないんだなと勇気づけられました。
そして私にお悩み相談のLINEの連絡をくださる方もHSPの方が多く、自由を求めて海外に行きたいけど何から始めていいか分からないとよくご相談を頂きます。私は実際に、脱サラと海外移住を経験しましたがHSS型HSPの気質が楽になったと感じることの方が多いです。
ただHSPって気質の問題なので、治すとかそういう部類の話ではなく、うまく付き合っていくものだと考えています。今も私は人と時間を過ごしすぎると疲れてしまうので、そうなる前に1人の時間を取るなどの対策をしています。傾向自体は変わっていないんですが、一旦仕事の区切りをつけて、自分のための時間を海外で取ってからは時間的にも精神的にも自分のことを考える余裕がでてきたので、自分の傾向を知るきっかけにもなりました。傾向が分かれば、あとはコントロールすればいいだけなので、そこまで難しいことはありません。
もし過去の私と同じようにHSPに悩んでいる方で、いつかは海外で過ごしてみたいと考えている方がいれば、生きやすい人生を手に入れる1つの方法として海外移住はありだと思います。そのために、どんな働き方を選ぶべきか、今の働き方以外にどんな方法があるのかなど個別に相談したいことがある方はお気軽にLINEからご連絡ください。初回のご相談は無料で対応しておりますのでお気軽にどうぞ!
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もう
自分探しは終わろう。
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