30歳・凡人アラサーが脱サラし海外移住を決めるまで④

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まずはじめに本を読みだした

何をしていいか分からなかった。

  

とにかく変わりたい。

その思いだけが私を突き動かしていた。

とにかくどうしていいか分からなかった私は、藁にもすがる思いで、YouTubeを検索した。

やりたいこと 見つからない 

何がやりたいか わからない 

そんなワードばかり検索して答えを求めた。

今思えばなぜYoutTubeに答えを求めていたのか分からない。

だけど、誰かの意見がほしかった。

そんな中で出てきたマコナリ社長の動画。その中でこう言われた。

やりたいことが分からずうじうじしている時間があればその時間を使って本30冊くらい読めばいい。

それだけ読めば一個くらいやりたいこと見つかりますから。

この言葉に触発された。

そうだ、動かなければ何にもぶつからない。

もうとにかくこの状況を脱したかった。その一心でマコナリ社長の言う通り、本を30冊読むことにした。

ラッキーなことに、自宅の近所に私好みの本がたくさん置いていあるブックカフェがあった。

そこに3週間ほど通って、1日4~6冊、本を読み漁った。

自分の興味の向くままに本を読む。

読んでみて「なんか違うな」と思った本は、無理して最後まで読まずに閉じた。

これを30冊、繰り返した。

そしてメモを取り始めた

これは私が引き寄せた偶然の幸運なのだけど、一冊目に手に取った本が「メモの魔力」だった。

この本には、自分の感情の動きをノートに書き留める方法が紹介されている。

当時の私は何をすればこのモヤモヤから脱出できるのか分からなかった。

だから私の感性で「これよさそう」と思ったことは素直に全部試してみることにした。

失うものは何もないとにかくやってみて考えよう、

そんな気持ちだった。

一冊目「メモの魔力」を読み終わり、その中で紹介されていたメモの方法を試すために帰りにノートとペンを買って帰った。

今後読む30冊の本の中で心に留まった文章を書き留めていくことにした。

本のメモが自分探しに繋がった

本を読みながらメモを取ってみたら、自然と頭の中がどんどん整理されていった。

心に留まった文章を書き留める。

なぜその文章が心に留まったのかを考えてみる。

じゃあその上で明日からどう自分を変えていこうかまたノートにメモをする。

面白いことに、これが自分探しに繋がっていった。

どうして心に留まったのかを考えると、これまで頭や心の奥にしまわれていた私の価値観や過去の経験が少しずつ外に出てくるようになった。

モヤモヤと曖昧なままにされていた思いが”ことば”という形になって出てきた。

本の文章であれ、好きなことであれ、私が「いい」と思ったことには理由がある。

それは大抵、過去の自分の経験とか価値観から「いい」と思うことがほとんど。

なんで私はこの文章に惹かれたんだろう?

過去のどんな経験が私にそう思わせているんだろう・・・・

トコトン考えた。

トコトン考えれば考えるほどに私は初めて自分自身と対話ができた。

自分の心の中に張り巡らされたアミアミが解かれていくような感覚だった。

楽して変わろうなんて甘い。

今私はさら~っと自分の経験をブログにしているけれど、実際こんなに楽ではなかった。

というのも、自分のポジティブな面に目を向ける同時にネガティブな面にも目を向けなければいけなかった。

当たり前に、「いい」と思ったことを書き留めるのなら、反対に「イヤ」と思うことも書き留めることになる。

なぜイヤか、それを突き詰めると自分の中の思い出したくない過去も見つめ直さないといけなかった。

正直、自分が嫌いな自分に向き合うことほど苦しい時間はなかった。

苦手なこと、嫌いなこと、うまくいかなかったこと。

自分の人生の汚点まで、見たくもない自分を見ないといけない。

これが一番苦しかった。

 

でも私はやり続けた。

 

変わりたいと思っているのに変われないことが悔しかった。

これまでも同じように、何度も何度も悩んで、同じことでつまずいて

それでも変われない自分にもうさよならしたかった。

自分を攻略できないことが悔しかった。

そんな自分を変えたい、その一心だった。

この後も私が脱サラと海外移住を決めるまでにやってきた地道なアクションについてご紹介するのだけれど、「楽して変わる方法を知りたい」そんな風に思っている人がいたら、ここで読むのをやめてほしい。

はっきり言うと、そんな方法、ない。

楽して変われるならあなたはもう変わってる。

本当に変わりたいのなら、何かしら今の自分から変わるアクションを起こさなきゃいけない。

人間は楽したい本能が備わった生き物だから、そのくらいの覚悟がないと変われない。

経験した私だから言い切れる。

楽して変わろうなんて無理。

厳しいことを言うけど、簡単に変われるならあなたも私もそんなに悩まなかった。

その中で私が迷っている人に教えてあげられることがあるとするとその中で最善の方法を紹介すること。

私が経験したからこそ分かる、やりたいことを見つけてそれを行動に移すための最短の方法をシェアすること。

次の記事からはその方法をまとめています。

きちんと自分に向き合いたい、変わりたいという強い想いがある人だけこの先の私のストーリーを読み進めてもらえればと思います。

次回に続きます。それでは!

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この記事を書いた人

現在東南アジアを放浪中の海外ノマドワーカー。現在2年目。
2021年9月に大手人材エージェントを退職。その後、時間や場所に捉われない働き方を叶えるために東欧ジョージアへ。笑ってコラえて!のジョージアレポーターも務める。現在は企業向け採用支援、コミュニティマネージャー、ノマドニア体験プログラム「ノマドニア」運営、キャリアコーチなど。

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