アラサーという年齢に尻込みしているあなたへ~料理未経験で居酒屋を始めた60代ママの話~

こんにちは!場所に捉われない働き方を叶えるノマドコーチの荻野ゆりかです!

今日のブログでは突然ですが、名古屋でいきつけの小料理屋のママの話をしたいと思います。

実は今回紹介するママは料理未経験で40代で居酒屋経営をはじめているんです。

私は脱サラと海外移住にチャレンジしようと決心したのは30歳になった年。

年齢的な区切りも感じて思い切った決断をしましたが、当時は30歳という年齢でチャレンジしても遅いんじゃないかと不安を感じていました。

今回のブログでは過去の私と同じように、年齢でチャレンジすることを諦めようとしている方に「ちょっと待った!」をお伝えしたいと思います。

目次

年齢を気にして一歩踏み出せない

私は日本の会社を退職し、海外でフリーランスとして自分で生計を立てるスタイルに転身しようと決めたワケなのですが、そんな決意を周囲に話すと、ほとんどの人が口をそろえて、

海外いいなあ・・・。私もやってみたいな・・・」と言う。

そしてその後に、「もう少し若かったらなあ・・・」が続くことがよくありました。

アラサーを迎えると特に女性は、何かチャレンジすることに尻ごみすることが多くなるのではないかと感じます。

そこには結婚や出産、パートナーとの関係、今のキャリアなどなど…。考えることがたくさんありますよね。

特に日本を離れて海外で暮らすとなれば、結婚していたり家族がいたりすれば。自分の意志だけで決めることが難しい場合もあります。

でもその挑戦を諦める理由が”年齢”であると、私はもったいなあ…と思ってしまうんですよね。

時々、オンライン相談の対応をすることがあるのですが、30歳という年齢を境にして転職や移住を思いとどまる人が多いと感じています。

そんな方に私は伝えたいのです。

チャレンジすることに年齢は関係ない!と。

人生100年時代、30歳でチャレンジを諦めたら残り70年どうするんだよ!って気持ちも込めて、私の行きつけの小料理屋さんのママをご紹介します。

40歳から小料理屋を始めたママの話

まずは私の行きつけの小料理屋のママを紹介したいと思います。

名古屋で1人暮らしをしていた頃、私が週何度も通っていた小料理屋がありまして、そこのママは60代。

昔は化粧品の販売員をしていて、昼休みに企業の食堂で、今でいう保険を売るように化粧品を販売していた経歴の持ち主です。

成績優秀、売り上げ成績全国1位の凄腕営業ウーマンだったそう。

そんなバリバリ売れっ子だったママでしたが、自分からガツガツ売り込む営業に疲れ、小料理屋を始めます。

当時は化粧品販売の仕事をしながら副業的に飲食の仕事を始めたそうです。

成績は良かったけれど、自分を売り込むことがもう嫌になってしまったらしく、売り込みをしなくていい方法をママなりに考えて、お客さんがお店に来るのを待てばいいだけの居酒屋を始めることに決めたそうです。

ちなみにビックリするのは料理は未経験(笑)

どこにも弟子入りすることなく自己流で料理を本気で始めたママ。当時は年齢は30半ばだったとのこと。

実はこのママ、強めなママで、基本的に接客に敬語なし。

荒い口調でお客さんに向かって「バカ!」とか言っちゃうタイプです。

お客さんに一切遠慮なんてしないし、へりくだることもしない。

ここは私の店だから私がルール守れない人は出てって!

と常に強い態度で出ています。

でもこれはママのポリシー。誰かに媚びを売ることに疲れて出したお店だから、媚びを売ることに繋がる行動は一切しないそんな信念を感じるお店だった。

お店の存続の危機でさえも、お客さんに「食べに来て~」なんて連絡をせずに堪えていたという話をよく聞きました。

最初はお客さんから、料理がまずいと文句を受けることがあったり、相性が合わないお客さんを追い払いすぎて客足が遠のいたりしたこともあったそうですが、ママの信念を貫いたお店でした。

「私は今すぐ死んでもいいくらい満足!お前もそう生きろ」

そんな努力を続けた結果、誰にも媚びを売らないママを好きになる人が増えた。

今では一見さんお断りのお店になり、いつも常連さんで賑わっています。

常連さんたちもママの性格をよく分かっているから、ママが嫌いだろう人は連れてこない。

だからママはいつも好きな人だけに囲まれて楽しそうに仕事をしています。

私がジョージアに渡航する前、もちろんママにも報告をして何度も会いに行っていたのですが、その時、日本を離れる私にママはこれまでの人生の話をしてくれました。

そして一言。

私は今すぐ死んでもいいくらいに人生に満足してる!

お前もそう言えるように生きろ!

向こうでもがんばれ!

いつもの強めの口調でエールを送ってくれました。

私がママのファンになってお店の常連になったのも、お店がママらしさでいっぱいだったから。

信念を貫き通す強さと、後悔がないと言い切れるほど楽しい人生を歩んできたママへのあこがれ。

そんな人生を私も歩みたいとその時強く感じました。

人間、やってみればどうにでもなる

これはママの言葉。

料理未経験だろうが、お客さんから料理がまずいと言われようが、何かに向かって一生懸命努力している人には必ず応援してくれる人が付いてくる。

そして、自分がこうありたいと強く思うことのためなら、どれだけでも頑張れる、

とママは私に教えてくれました。

私もママのように信念を行動で示せる人でありたい。

そして、私のその姿を見て「私も行動すれば変われるかも!」と思ってくれる人が少しでもいれば、嬉しいこと、この上なし!

30歳。

会社を辞めて海外移住をすると決めた時はアラサーで海外移住をするなんて遅いと思って尻込みした。

けどきっと、挑戦に遅いなんてない!

ママが小料理屋にチャレンジしたのは30代後半、そして独立したのは40歳を超えてから。

やりたいことに真っすぐでいれば夢は叶えられるし、好きな人に囲まれた毎日を送ることができる。

だから年齢を理由に、一歩踏み出すことを迷ってる人がいればこの言葉を思い出してほしい。

挑戦に遅いなんてない!アラサーでも十分挑戦できる!

もしこのブログを読んでくださっている方の中に

「アラサーな私でも海外で暮らす夢叶えられるのかな?」

「でも何から始めていいのか分からない」

など実際に夢を叶えるための情報を探している方がいれば、LINEからご連絡ください。

私も同じように悩みを持ち、海外に生活拠点を移しながら、それまでのキャリアを生かしながら泥臭く自分のスキルを仕事にしてきました。

あなたらしい働き方は必ず見つけることができますので、具体的に動き出したいという方は下記のLINEからご連絡ください!

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この記事を書いた人

現在東南アジアを放浪中の海外ノマドワーカー。現在2年目。
2021年9月に大手人材エージェントを退職。その後、時間や場所に捉われない働き方を叶えるために東欧ジョージアへ。笑ってコラえて!のジョージアレポーターも務める。現在は企業向け採用支援、コミュニティマネージャー、ノマドニア体験プログラム「ノマドニア」運営、キャリアコーチなど。

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